2009年07月04日

国の政府によって運営又は設立されている大学

国立大学(こくりつだいがく)とは、国の政府によって運営又は設立されている大学。国立学校である大学のことである。今日ではほとんどの国立大学が自治権を持って運営している。

日本における国立大学は、現在、国立大学法人の設置する大学として存在している。

旧来は文部科学省に置かれる施設等機関であり、国立学校設置法(昭和24年法律第150号、国立大学法人法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成15年法律第117号)の施行により廃止。)に基づいて日本国が設置していた。

国立大学法人法(平成15年法律第112号)の規定により2004年4月1日に国立大学は、国立大学法人の設置する大学に移行した。 国立大学法人の詳細については、国立大学法人の項を参照のこと。
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国立大学の一般入試は、通例センター試験の受験が必須で、5教科7科目(理系は英語・数学??・国語・理科×2・地歴公民×1、文系は英語・数学??・国語・理科×1・地歴×1公民×1)という広範囲を選択することになっており、また、それに加えて大学別の個別試験(2次試験)も受験しなければならない為、センター試験(マーク形式)・2次試験(主に記述形式)を合わせると、私立大学や公立大学に比して試験科目数が非常に多く、オールラウンドな学力が要求されている。また、記述形式が中心の2次試験では、解答のみを答える私立大学やセンター試験のマーク形式と異なり、解答のみならず、その解答に至るまでの正確な過程や考察も答える問題が非常に多く、より高度な学力が要求されている。また、試験日程は、前期・後期のみであることが基本である為、日程さえ異なれば幾つでも併願可能な私立大学に比べ、受験可能数が最大2回と非常に限られている。

2009年06月14日

石油の埋蔵量に関する将来予測は

石油の埋蔵量に関する将来予測は、その時の経済活動の状況に左右されており決して単純な自然科学的な根拠に基づいてなされてはいない。20世紀末からの可採量の増大した理由には、原油価格の上昇と技術の向上がある。1973年の第一次石油危機の時には多くの石油専門家がマスコミに登場して「あと30年で石油は枯渇する」とされていたが、2005年の段階でも「現在発見されている油田可採埋蔵量だけでも現在の消費量で割ればあと40年は供給できる」とされたように、可採量は毎年増大し続けた[2]。


可採年数 [編集]
可採年数 (R/P) とは、ある年度において埋蔵が確認されている石油のうち、その時点での技術で採掘可能な埋蔵量(R) を、その年度の実際の生産量 (P) で割った値である。この値の意味を誤って解釈し、「石油は後何年でなくなる」などと吹聴するものもいるが明確な誤りである。例えばBP統計によれば、1970年の可採年数は約35年であったが、2005年に石油が枯渇したという事実が存在しないことは明らかである。ちなみに2007年度末の可採年数は41.6年であった。


価格上昇 [編集]
可採年数は、原油価格が上がると伸びるという特性がある。それは、原油価格が変化すると『採掘可能な埋蔵量』が変化するためである。以下に例を示す。

ある油田は1バレルあたり採掘コストが30ドルかかるとする。このとき、もし原油価格が1バレルあたり10ドルならば、この油田は採算に合わないため『採掘可能な埋蔵量』には含まれない。しかし、もし原油価格が1バレル50ドルに上昇すれば、この油田は充分採算に合うため『採掘可能な埋蔵量』に含まれることになる。
現在の採掘技術でコストを考えずに採掘を行えば、あと数百年分は埋蔵されているとも言われるが、石油を取り巻く事情は常に変化を重ねる。また、埋蔵量は、各国の自己申告であり、政治的な理由のかさ上げが何度も判明してきた。

人類が採掘可能な石油埋蔵量を究極可採埋蔵量という。1970年代にはこれは2兆バーレルと考えられており、また、その時点での既発見の埋蔵量は1兆バーレルと考えられていた。しかし、現在ではこれは3兆バーレル(68年分)と考えられている[3]。 需要は今後も拡大すると思われる石油だが、わざと供給をなるべく小さくして原油価格を上げようとしているのでは無いかという意見も聞かれる。
あの付く言葉
四字熟語集
夏目漱石集
妊婦さんの豆知識
日本の美術
大好き昆虫
日本の詩歌
長寿祝い
つらい・花粉症
おいしいお菓子
病理学
宇宙船
スノーモービル
心臓病
脚本
腎臓病
光学
陶芸
ボランティア
ブーメラン

採油技術の向上 [編集]
従来の採油技術は単純に油層の圧力で自噴させるかポンプで汲み上げるだけであり、地下に存在する原油の内の容易に出てくるものだけが得られるに過ぎなかった。この「一次回収」と呼ばれる方法では地下に存在する原油の20-40%しか得られない。しかし、採油技術が向上し「二次回収」「三次回収 」と呼ばれる技術で場合により100%に近い回収が行なえるようになっている。

地下油田の内部状態も三次元や四次元地震探鉱技術によって立体的に判別出来るようになり、取り残しの原油が見通せるようになっている。

「傾斜掘り」や「水平掘り」と呼ばれる自由な方向に掘り進める技術や地中で分岐させる技術の登場によって、原油が存在する地層を縫うように掘り進める事が出来るようになっている。

また、従来は採掘が不可能とされていた大深度地下の油層や水深2000m以上の深海油田や極地での採掘が可能になっており、油田探査の対象地域も拡大している

2009年05月29日

ユスティニアヌス1世

貧農の子から皇帝まで登り詰め、西ローマ帝国の故地を再征服した。また古代ローマ法を集大成した『ローマ法大全』の編纂やハギア・ソフィア大聖堂を再建を果たし、その功績から後世「大帝(ギリシア語:μέγας (megas))」と呼ばれた。しかし、一方では相次ぐ戦争や建設事業は国力の衰退という大きな負の遺産も残した。

483年 - バルカン半島のダルダニア州(現マケドニア近傍)に、貧農の子として産まれる。元の名前はフラウィウス・ペトルス・サッバティウス(Flavius Petrus Sabbatius)。
507年 - 軍人だった叔父ユスティヌスによって首都コンスタンティノポリスへ呼ばれ、その養子となってユスティニアヌスと改名。高等教育を受ける。
518年 - 叔父が元老院の指名によって皇帝ユスティヌス1世(在位:518年 - 527年)として即位するとユスティニアヌスも側近として重用され、中央軍司令官、コンスル(執政官)、カエサル(副帝)などの要職を歴任。
525年 - 首都の劇場の踊り子だったテオドラと結婚。
527年 - ユスティヌス1世死去。ユスティニアヌス1世として皇帝に即位。
528年 - トリボリアヌスらに古代ローマ法の集大成である『ローマ法大全』の編纂を命じる(534年完成)。
529年 - 古代からの伝統的多神教(異教)を弾圧。アテネのアカデメイアを閉鎖し、学者を追放。
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532年1月 - 「ニカの乱」勃発。増税などに不満を持つ首都市民に退位寸前まで追いこまれるも、皇后テオドラに叱咤され鎮圧。逆に皇帝による専制支配を固める。このとき3万人の市民が殺害されたという。
532年6月 - サーサーン朝ペルシアとの間に「永久平和条約」を結んで東方国境を安定させる。
533年 - 将軍ベリサリウスに北アフリカのゲルマン人国家ヴァンダル王国を征服させる。
535年 - イタリアのゲルマン人国家東ゴート王国の征服に着手。しかし東ゴート側の強固な抵抗に遭い、554年にようやくイタリア征服に成功。しかし、長い戦いでイタリアは荒廃。ローマ市の人口は、500人にまで減少したとも言われる。
537年 - ニカの乱で焼失したハギア・ソフィア大聖堂(現アヤソフィア博物館)の再建が完了。ビザンティン建築の最高峰として、現代まで伝えられることに。完成時の奉献式で、古代イスラエル王国のソロモン王の大神殿を凌駕する聖堂を建てたという思いから「我にかかる事業をなさせ給うた神に栄光あれ! ソロモンよ、我は汝に勝てり!」と叫んだと伝えられる。
540年 - サーサーン朝との抗争再開。帝国の東西に敵を抱えることに。
541年 - 共和制ローマ以来の執政官制度を廃止する。
542年 - ペスト大流行。多くの死者が発生し、政府も機能不全に陥る。ユスティニアヌスも感染したが軽症。
553年 - 第2コンスタンティノポリス公会議を主宰。
554年 - 西ゴート王国からイベリア半島東南部の領土を奪取。地中海全域に「ローマ帝国」の支配を回復。
565年 - 83歳で子を残さずに死去。
晩年のユスティニアヌスは軍を軽視したため、軍は弱体化した。また、侵入する異民族に対しては金で紛争を解決しようとしたため、国家財政も破綻した。ユスティニアヌスの死後、北方からの異民族の侵入やサーサーン朝の攻撃を受けて帝国は急速に衰退し始め、8世紀半ばまで外敵の侵入と国内の混乱が続いた。

2009年04月25日

フラーテス2世

前王ミトラダテス1世(大王)と王妃リインヌの息子として生まれた。即位した時はまだ幼く、母リインヌが摂政(共同統治者)となった。即位直後からパルティアは大きな脅威に曝されていた。それは大月氏の移動であった。月氏は元来タリム盆地に拠点を置いた遊牧民であり強勢を誇ったが、匈奴が冒頓単于の下で強大化するとそれに押されて移動を開始し、フラーテス2世の治世にはパルティアに隣接するバクトリア地方にまで侵入しており、これにともなって周辺の遊牧民諸部族も大きく動揺していた。
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匈奴の膨張に端を発する遊牧民の移動圧力はパルティアにもかかっており、フラーテス2世とリインヌは遊牧民侵入への対応に忙殺された。更に西方ではセレウコス朝のアンティオコス7世が、ミトラダテス1世によって奪われた領土を奪回すべく紀元前131年に大規模な遠征を開始した。パルティア領内のギリシア人の多くはセレウコス朝の「ギリシア人王」の到来を歓迎してパルティアに反旗を翻し、アンティオコス7世の遠征軍に参加した。

3度に渡る戦いでパルティア軍は相次いで敗退し、バビロニアとメディアがセレウコス朝の支配下に置かれた後、講和会議がもたれたが決裂し、アンティオコス7世は更にパルティア本土を目指して進軍した。しかしパルティア地方に侵入したアンティオコス7世は軍の宿営のために現地住民の住居を接収するなどしたため、パルティア地方の住民達の激しい反乱を招いた。この反乱はセレウコス朝の軍団が宿営していた都市の大半で発生し、極めて組織的であったといわれる。フラーテス2世は反乱鎮圧に奔走するアンティオコス7世を攻撃してこれを戦死させ、セレウコス朝の脅威を乗り切った。

反撃に転じたフラーテス2世はメディア、ついでバビロニアを奪回し、更にセレウコス朝の中心地シリアを目指したが、東方でフラーテス2世が自軍に組み込んでいたサカ人達が反乱を起こした。フラーテス2世は新たにセレウコス朝との戦いで捕虜にしたギリシア人を軍団に組み込んでサカ人討伐へ向かったが、このギリシア人達もサカ人側につき、紀元前128年にフラーテス2世は戦死した。

死後、叔父のアルタバヌス1世が王位を継承した。

フラーテス2世(Phraates II、在位:紀元前138年 - 紀元前128年)は、アルサケス朝パルティアの王。幼くして即位し、前王が拡張した領土を維持するためにセレウコス朝と戦ったが、サカ人との戦いで戦死した。

2009年04月09日

ロックの誕生から現在まで

ロックンロール(1950年-1960年) [編集]
ロックンロールがいつ誕生したかについては諸説があるが、少なくとも1954年にビル・ヘイリーの “ロック・アラウンド・ザ・クロック” のヒットや、チャック・ベリー、リトル・リチャードの登場によって、ロックンロールはアメリカのポピュラー音楽における一大潮流のひとつとなった。同年にサン・レコードからデビューしたエルヴィス・プレスリーが1956年に大手RCAに移籍して大スターになったことにより、その影響力は決定的なものとなりバディ・ホリー、ロイ・オービソン、エヴァリー・ブラザーズらが続いた。

1959年頃からロックンロールは徐々に洗練化を進める。アーティストによるオリジナル・ソングやブルースのカヴァーを中心としたレパートリーに代わり、ロックンロール向けの新曲を提供する音楽出版社が台頭し、ストリングスなども導入されるようになった。この流れをブリルビルディング・サウンドと呼び、この頃から “ロックンロール” に代わって “ロック” という呼び方が一般化する。

この時期の詳細についてはロックンロール、ロカビリーを参照。また、ロックンロールのルーツ、或いはこの時期以降についてリズム・アンド・ブルース、ブルースも参照。

サーフィン・ホットロッドとリバプール・サウンド(1960年-1964年) [編集]
ロックにおいてはサウンドの洗練化がある程度まで進むと、それへの反動としてプリミティヴなパワーを持ったギター・サウンドの復権が起きるという流れが何度か繰り返されている。その最初の例が、ブリルビルディング・サウンドに対するサーフィン・ホットロッド・サウンドの登場である。

ロックはボーカルを中心とするサウンド作りを基本とするが、ロックンロール黎明期からインストルメンタルの作品も存在した。その場合に中心となる楽器はエレクトリックギター、サックス、オルガンなどだが、次第にエレクトリックギターが主役の座に着く傾向が強まった。この傾向は1958年に登場したデュアン・エディと1960年に登場したベンチャーズによって確定的になった。

こうした流れを受けてカリフォルニア州の若者たちの間で1961年頃から流行したのが、サーフィンをしている時の感覚をエレクトリックギターを中心としたインスト音楽で表現したサーフ・ミュージックである。当初はインストであったサーフ・ミュージックにボーカルを付けたのがビーチ・ボーイズである。ビーチ・ボーイズの登場によってサーフ・ミュージックは一挙に全米に広がった。また、間もなく歌詞のテーマはサーフィンだけでなくホットロッド・レース(アマチュアによる公道での自動車レース)にも及んだ為、これらの音楽をサーフィン・ホットロッド・サウンドと呼ぶ。

一方のイギリスでロックンロールの影響は徐々に広がっていった。1950年代のイギリスではスキッフルが流行していたが、スキッフルのミュージシャン達は、次第に自分達のサウンドにロックンロールの要素を取り入れていった。スキッフルと呼ぶよりはロックンロールと呼ぶ方が適切であるようなイギリスの音楽は1958年にデビューしたクリフ・リチャードを源泉とする。そして、1962年に登場したビートルズによってその流れは確実なものとなった。彼らの登場後、次々とフォロワー的なビート系バンドが登場した。その多くがビートルズの出身地であるリバプールのバンドだったため、リバプールサウンド(もしくはリバプールを流れる川の名前からマージー・ビート)と呼ばれている。

ブリティッシュ・インヴェイジョンとフォーク・ロック(1964年-1965年) [編集]
1964年、ビートルズはロックンロールの本場であるアメリカへの上陸をはたし、そのサウンドは全米を席巻することになった。ビートルズ以外にも、エリック・バードン率いるアニマルズやローリング・ストーンズ、ザ・フー、キンクスといったイギリスのロックバンドなどがこの時期つぎつぎとアメリカでヒットしたことから、これをブリティッシュ・インヴェイジョン (British Invasion: イギリスの侵略)と呼ぶ。

アメリカでもブリティッシュ・インヴェイジョンの影響を受けて、後にガレージロックと呼ばれるグループが次々と登場し、一部のバンドは成功を収めた。

また、時を同じくしてブリティッシュ・インヴェイジョンの影響を受けたフォーク・グループも次々と登場した。これらのグループの多くは元々はフォークを演奏していた若者たちによって結成されたものであり、彼らの音楽性もフォークからの影響を消化したものだった為、この動きはフォーク・ロックと呼ばれる。フォーク・ロックの代表的アーティストは、ボブ・ディラン、バーズ、タートルズ、ママス&パパス、ボー・ブラメルズ、グラスルーツ、(カントリーロックの範疇かも知れないが)バッファロー・スプリングフィールドなどがある。

ここで大切なのは、アメリカにおいてロックンロールやロカビリー以降死滅していたロックというジャンルがフォーク・ロックをもって復活したことである。それは、ロックがほぼ完全に白人音楽へと移行したという意味合いを含むのかもしれない。また、この時期はカウンターカルチャーとしてのロックが数多く誕生した時期でもある。

サイケデリックとロックの多様化(1966年-1968年) [編集]
また、この時期に、その後のロックサウンドを決定付けるギターのフィードバックサウンドやエフェクターの一種であるファズが生まれている。それまでは、真空管アンプによるナチュラルに歪んだ音で演奏されていたものが、よりヘヴィな音で表現可能となった。そこで生まれたジャンルの一つに、クリーム、ジミ・ヘンドリックスに代表される強烈にハードなブルースを演奏するブルースロックがあった。これらはファズより少し遅れて流行したエフェクターであるワウをファズと一緒に使用した。

実験的なサウンド作りという手法は次第に他のアーティストにも波及していった。中でも、音楽によってドラッグで起きるトリップ体験を表現するムーブメントが起こった。その幻惑的なサウンドはサイケデリック・ロックと呼ばれた。ドアーズ、初期ピンク・フロイド、ホークウインドなどが代表格として知られる。これらもテープエコーやチェンバーなどといったエフェクターが鍵だった。楽器では、シタールを用いることが多かった。

実験性とは別に、他のジャンルの要素を取り込む動きも盛んになった。ブルースの影響を消化したブルース・ロック、カントリーとの合体を試みたカントリー・ロックなどである。

ハンド パーム ドシア バンス ソルト オース サイバ レスト ソナー プラハ デイする 未来の喜び 足跡 せきりん シーツ 金乃竹 ブルーロー ダンエス サイエン パネル 風の華 ファイア レーション フレット リファレンス マルチーズ キールサエ ヤグルマ草 平核無柿 バイバイ オースチン はそく トウヒ ラスト フレーク ヒストリー デコル かおう 百の城 イヤー ケイブ ならたけ ワインリス ユーロス 沖の石 クイック たてじま なみがさね 汽車ポッポ モノローグ

2009年03月25日

車体改修工事・固定編成化

1995年に車体改修工事を行った際に編成内の3600形中間付随車1両[35]を自社の寝屋川工場で2階建車両(ダブルデッカー)に改造した。既存車両の改造によって2階建車両を製作するのは極めて珍しいケースである。自社工場では過去20年に700系(2代)を1000系(3代)に、2000系を2600系に改造したり、京津線・石山坂本線の300形(2代)を600形(3代)に、500形(2代)を700形(3代)に改造[36]した程度の実績しかなく、前例のない難しい工事であった。車両メーカーの助言を仰いだとはいえ、その施工経験と使用実績は量産車というべき8000系増結用ダブルデッカー車の設計にあたって貴重なデータを提供した。しかしながら、8000系車両にもダブルデッカーが組み込まれるまでダブルデッカー車両は本系列唯一の生き残り1本しか存在しなかったため、しかも特急料金不要で乗れるだけあってダブルデッカーのない8000系特急を見送って、ダブルデッカー入りの本系列に待ってでも乗ろうという現象や、鉄道ファンのみではなく一般客からもダブルデッカー車両の運用の問い合わせ[37]がしばしば見受けられるようになった。

その後の全特急車の8両編成化に際しては、予備車となっていた3000形・3500形各1両を車体更新と同時に1両の中間車として切り接ぎ改造の上で組み込んだ。この中間車化改造にあたっては、1両の運転台部分をカットした後で、もう1両の連結面側構体をカットしたものを溶接した[38]ため、扉間の窓数は9枚、元運転席のあった側の窓は4枚となっている。また、この車両は台車として種車のKS-132Aをそのまま履き続けているのも大きな特徴である。なお、8両編成化の実施に際しては、当時予備車として残存していた3500形を8000系に組み込んで本線上での走行試験を行っている。

なお、車体更新に際しては、制御装置を同系列と同一の機器に更新したことから、運転台のマスコンを同系列と同じT字型ワンハンドル式に変更した。また、元は鉄製で固定してあった前面貫通扉の鳩マークの部分に種別・行先表示幕を装備し、鳩マークは貫通扉内側から表示幕の前に差し込んで幕を隠す方式に変更された。特急以外に充当される際や回送時は従来、鳩マークを目隠し板によって隠していたのが、更新後は逆に鳩マークを外す恰好となった。表示幕は、更新当初は2200系などと同様に前面は種別と行先が別、側面は一体となったタイプ(MCS式)を採用していた。しかし、2003年9月のダイヤ改正以降新種別のK特急が設定(同列車種別は2008年10月17日廃止)され必要コマ数が増えたため、2005年に側面も種別と行先が別のタイプに変更された[39]。前面の表示幕は特急以外の運用時のみ(つまり鳩マークを使わない時に)使用される。特急・K特急運用時は前面は種別・行先とも白(空白の幕)を掲示し、鳩マークのバックライトとして使う。そのため、本系列の特急・K特急運用時は京阪で唯一前面に行先を表示されない電車となる。また「3000系のイメージを形成する部品」としてダミーのステンレス製幌枠が取り付けられ、全盛期の精悍な姿が再現された。車内についても化粧板だけでなく窓枠などの金具までもが新品に交換され、新車並の状態に仕上がる徹底的な工事が行われた。また、座席は8000系と同一仕様のものに変更された(京阪電車大津線公式サイト内「o2trains」コラム第11回・3000系ダブルデッカー誕生秘話)。

更新後の営業運転は1995年12月25日より開始。なお、2階建車両連結開始後しばらくの間、先頭車の前面に特製のヘッドマークが掲出された。

2008年2月10日には、その後の改番や塗装変更計画を念頭に置いて、先頭車前面の社紋と車番がステッカー式に変更された[40]。8000系0番台で実施される車端部ロングシート化は30番台では実施されないが、テレビの撤去は実施する予定である。

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2009年03月09日

ジャコバン党員 (Jakoín) 作品84、B.159(第1稿)、B.200

3幕。第1稿はチェルヴィンコヴァー=リーグロヴァーの台本により、1887年11月から1888年11月に作曲され、1889年2月12日にプラハ国民劇場で初演された。その後、1897年2月から12月に改訂された。この改訂では台本も、作者とその父親で有力な政治家でもあったF.L.リーゲルとによって修正されている。これが第2稿として別のB番号を与えられた。第2稿の初演は1898年6月19日、プラハ国民劇場にて。
18世紀末、ボヘミアの田舎の村が舞台。ボヘミアの伯爵ハラソフの息子ボフシュは陰謀によって故郷を逐われるが、この亡命中に革命直後のフランスを見聞きし、数年後妻ユリエとともに帰郷する。しかしハラソフの家を乗っ取ろうと画策していた甥にジャコバン党員だとの中傷を流され、投獄されてしまう。妻は、夫の恩師で村のカントルを務める友人ベンダの助けを借り、村の人々とともに甥の陰謀を暴き、夫の名誉と地位を回復する。
悪魔とカーチャ (Čert a Káča) 作品112、B.201
3幕。台本は有名なおとぎ話に基づきアドルフ・ヴェニクが作成した。この台本は元々国民劇場主催の台本コンクールに提出し、入賞した作品であった。1898年5月から1899年2月にかけて作曲され、1899年11月23日にプラハの国民劇場で初演された。
無慈悲で傲慢な女領主の圧政で疲弊した村へ、間抜けで臆病な悪魔マルブエルがその女領主を引き立てにやってくる。しかしマルブエルは途中で村娘のカーチャを見初め地獄へ誘い、連れて行く。ところがカーチャは村一番のおしゃべりで、マルブエルにつきまとって散々な目に遭わせる。マルブエルが閉口しているところへ羊飼いのイルカがやって来る。イルカはカーチャを連れて帰るというので地獄は宴会となり、この間にイルカとカーチャは村に戻る。村に帰ったイルカは、女領主に悪魔が地獄へ引き立てにやってくると知らせ、悪魔を撃退する代わりに農民の待遇改善と民主化を約束させる。やがてマルブエルがやってくると、イルカはその耳元で、カーチャがお前のことにひどく腹を立てていると脅す。そこへカーチャがやってきたのを見てマルブエルは慌てて逃げ出す。この功績でイルカは新しい民主政府の筆頭顧問官に任命され、人々は大喜びとなる。
ルサルカ (Rusalka) 作品114、B.203
3幕。ヤロスラフ・クヴァピルの台本により1900年4月から11月に作曲され、1901年3月31日にプラハ国民劇場で初演された。第1幕でルサルカが歌う「月への祈り」は単独で歌われることも多い美しいアリアである。
ルサルカは、森の奥にある湖に住む水の精。ある日人間の王子に恋をし、魔法使いイェジババに人間の姿に変えてもらう。ただし、人間の姿の間はしゃべれないこと、恋人が裏切った時にはその男とともに水底に沈む、というのがその条件であった。美しい娘になったルサルカを見た王子は彼女を城に連れて帰り、結婚する。しかしその祝宴でも口をきかないルサルカを冷たい女だと不満に思った王子は、祝宴にやってきた外国の王女に心を移してしまう。祝宴の中、居場所をなくしたルサルカが庭へ出ると、水の精によって池の中に連れ込まれてしまう。王子は恐怖のあまり王女に助けを求めるが王女は逃げ去る。森の湖へ移されたルサルカに魔法使いは、元の姿に戻すには裏切った男の血が必要だと語り、ナイフを渡す。ルサルカは王子を殺すことはできないとナイフを捨ててしまう。ルサルカを探して王子が湖にやってくる。そこで彼は妖精達から自分の罪を聞かされ、絶望的にルサルカを呼ぶ。王子はルサルカに抱擁と口づけを求める。それは王子に死をもたらすのだとルサルカは拒むが、王子は「この口づけこそ喜び、幸いのうちに私は死ぬ」と答える。ルサルカはもはや逆らうことをやめ、王子を抱いて口づけ、暗い水底へと沈んでゆく。
アルミダ (Almida) 作品115、B.206
1902-03年作曲、1904年3月25日初演(プラハ)。トルクァート・タッソの『解放されたエルサレム』をJ.ヴルフリツキーが台本化。
恋人の色 ビーチ オーデコ ダチョウ 夢の恋路 ドゥーム プライマー ばんどう エブロ 黄昏ワル てっぷ フォロ フィラ チジン やはぎ ファイ ルソー フレンド アンラ イーシ フォークタ すずりいし らいち 夢待人 四季彩 日本の島々 真珠 デレヨイ ツーリスト オブソリ トーキ きがん サガ スクアレ スイムタル オーバル タージ ヒュッテ ミニホ ラーキー オービス スカフェ タイム イメージ ロボール 愛の ロンドン スターム ライブラリー マゼラ

ブラームス『ハンガリー舞曲集』の第17曲から第21曲の管弦楽版

2009年02月21日

サイレントメビウス

さらに、これの前史で、第0巻にあたるMöbius Klein(メビウスクライン)全1巻と、キャラクター個々のサイドストーリーを収録したサイレントメビウス・テイルズ(Silent Möbius Tales)全2巻がある。
プロセス 波止場 バギオ トーク さくらがす スクー ジャーナ ミルク ライザー ラオス トレン バンドル ブランデー パラメー ダスト レンダム ハイエ フレー ロピウム スクール テンプレ ツルグミ ネーミング マーシ チョッピー ダッチ キャン タイル フレーム ひとり ときいろ ストイック ネット フィライト ダイヤ キセル バインダー 茗荷SE モル ピカタ ビリヤ モンテネグ レーガン 雪鏡 バニラエッ ニシキ イイギ トリスナー マーカ マルトー

麻宮騎亜の漫画家20周年企画としてカバーイラストは新作の描き下ろし、カラー原稿は本文中再現収録、各巻にカラーイラストギャラリー掲載、設定資料&新規取材企画ページ掲載、というシリーズ全話が収録されたサイレントメビウス 完全版が徳間書店から2006年4月下旬より毎月2巻ずつリリースされた。

サイレントメビウス オリジナルシリーズの後世代の話であるサイレントメビウス ネオスが2005年末より連載が開始される予定だったが、作者の入院、そして雑誌自体の発刊中止により2009年02月現在も執筆は行われていない。

麻宮騎亜の漫画である『神星記ヴァグランツ』、『Compiler(コンパイラ)』、『Assembler 0X(アセンブラ ゼロエックス)』、『カラプリ』、『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』とは設定のつながりを持ち、互いの作品のキャラが登場することもある。

1991年8月17日には劇場版アニメが公開され、翌年1992年7月18日にも2作目の劇場版アニメが公開された。のちにTVアニメも制作され、1998年4月7日から同年9月29日まで全26話がテレビ東京系で放送された。

あらすじ
人口は増加の一途をたどり、環境破壊による酸性雨が降りしきる近未来のTOKYO。2000年を過ぎた頃から、人知を越えた不可思議な事件が起きるようになっていた。3rd-AT(サード・アトラクション)と呼ばれ一般人に秘匿されていたそれらの事件は、妖魔(ルシファーホーク)と呼ばれる異世界(ネメシス)の住人たちが引き起こす事件であった。

2023年、頻発する妖魔事件に対し、ラリー・シャイアンは Attacked Mystification Police Department(対妖魔用特殊警察、通称AMP―アンプ)を組織、これに対抗する。「何も生み出さない戦いのなかでも、女性だけが次代に繋がる命を生み出せる」との思想から、AMPは女性だけで構成されている。2026年時点(漫画第1巻)のAMPのメンバーはラリーに加えて、主人公香津美・リキュール、キディ・フェニル、レビア・マーベリック、闇雲那魅、彩弧由貴の6人。彼女たちはおのおのが持つ特殊な能力を駆使し、妖魔に対抗する。

主な登場人物
香津美・リキュール(かつみ・Liqueur)
2006年8月1日-
大魔導士ギゲルフ・リキュールと巫由伽(旧姓:葉月)との間に生まれる。ハワイ出身。邪界(ネメシス)と現世とをつなぐ「鍵」の役割を持つと言われている。十三の惑星霊を操る魔法を得意とする。剣皇グロス・ポリナーを操る。趣味はビデオ鑑賞。恋人はロバート・デ・ヴァイス。名の由来は、大酒飲みという設定から。またグロス・ポリナーをはじめ、ジェッソなど作中に登場する剣の名前はアクリル絵具の画材から来ている。
キディ・フェニル(Kiddie Phenyl)
2005年10月4日-
刑事時代重傷を負った際、全身のほとんどをアーマーコートで戦闘用にサイボーグ化。オーストラリア出身。褐色の肌で怪力の持ち主。かなりの重量・反動がある重力銃「グラビトン」を片手で扱うなど、兵器の扱いも熟知。恋人はラルフ・ボーマーズ。
レビア・マーベリック(Lebia Mavelick)
2001年3月18日-
電脳世界に直接ハッキングできるヴィジョネイルの中でも、特α級の能力を持つ。電脳世界(ロジック・スペース)では、ほぼ、無敵。ロサンジェルス出身。AMPの兵器のほとんどを開発。祖父であるステファン・L・マーベリックの発明による特許の恩恵を受け、自室にプールがあったり、個人用の人工衛星(ドナルド)を所有するなど、リッチな生活をしている。三種の神器(AI)と呼ばれる、デューイ、ヒューイ、ルーイを作る。連載前の設定では、香津美と二人でコンビを組むストーリーだった。
闇雲 那魅(やみぐも なみ)
2008年6月26日-
古来より日本の祭儀一切を取り仕切ってきた、闇雲家次女。日本出身。神社は地下400mにあり、四方を守護する四神(玄武、青龍、朱雀、白虎)と聖獣麒麟の宿る神器を奉っている。神道の術を使う。常に巫女の装束をまとっており、清楚で美しい日本人形のような女性。極度の潔癖性で掃除好き。
彩弧 由貴(さいこ ゆき)
2010年9月10日-
YLEM PROJECTと呼ばれる人間兵器(YLPER WEAPON)開発計画の生き残り。他人の因子を埋め込むことにより、人工的に超能力者になる。予知能力、サイコキネシスなどを使う。副業として「Cafe らびりんす」を経営することで、自宅の家賃を半額にしてもらっている。喫茶店は手作りにこだわるため、メニューはコーヒーだけ。名前の由来は麻宮が好きな女優の斉藤由貴から。
磯崎 真奈(いそざき まな)
2000年1月31日-
ラリー署長の昇進に伴って新たに赴任した課長。日本出身。密教をベースとした術を使う。
藍菁(ラム・チェン)
剣帝ジェッソの使い手で、風水をベースとした技を使う。香港出身。ルシファー・ホーク側に墜ちた香津美の代役としてメンバーに加入。
ラリー・シャイアン(Larry Cheyenne)
1991年-
2023年にAMPを組織した。妖魔と人間の混血。幼少時の人間からの虐待により、妹ローザは堕落、妖魔側に付く。この時代は警察といえど民営化されているため、幹部が使えないと判断するや企業買収し、自ら指揮を執る。生来強力な魔力の持ち主。

背景
妖魔は、異なる秩序が支配する宇宙に存在する邪界(ネメシス)から来ている。妖魔は、自分の世界の秩序に従った魔法を使えるが、こちらの宇宙に来るには、こちらの宇宙の秩序に合わせるために、自分の姿を人間に近づける必要がある。妖魔は、2000年以前にも稀に来ており、妖魔とかかわりを持った者(とその子孫)も異世界の秩序=魔法が使える。ギゲルフ・リキュール(香津美の父)もそうした者の一人であり、香津美に邪界との扉を開く『鍵』としての能力を与えたとされる。

サイレントメビウスは名作映画「ブレードランナー」の世界観を踏襲しており、酸性雨が降りしきる近未来に、飛行能力を持った警察車両の名称がスピナーであったり、護身用の拳銃がデッカードブラスターを模したデザインだったり、キディが追っていた人造人間がレプリカント(本作中ではメガダイン)だったりと、至る所にそのテイストが残っている。

アニメ
劇場版
1991年8月17日松竹系にて公開された。併映作品は「アルスラーン戦記」。
スタッフ
総監督:菊池通隆
監督:富沢和雄
脚本:重馬敬、菊池通隆
キャラクターデザイン:菊池通隆
デザインワークス:出渕裕、森木靖泰、幡池裕行、明貴美加、渡部隆
作画監督:青木哲朗、柳沢まさひで、阿部邦博、梶島正樹、西井正典
美術監督:平城徳浩
音響監督:山田悦司
音楽:和田薫
主題歌:「サイレントメビウス ?Sailing」東京少年
制作協力:AIC
制作:角川書店

声の出演
香津美・リキュール (松井菜桜子)
ラリー・シャイアン (藤田淑子)
レビア・マーベリック (高島雅羅)
キディ・フェニル (鶴ひろみ)
闇雲那魅 (本多知恵子)
彩弧由貴 (岡本麻弥)
巫由伽・リキュール (池田昌子)
香津美の母。菊池通隆曰く「年取った工藤静香」。

内容に関する批判
- 脚本家の会川昇からは、主人公香津美・リキュールの母である巫由伽・リキュールに関する母性の描写について、吸血姫美夕のパクリであり、アニメとしてもひどく出来が悪いと酷評されていた(集英社スーパファンタジー文庫孔雀王魔霊録あとがきより)。

劇場版2
1992年7月18日松竹系で『サイレントメビウス2』というタイトルで公開された。併映作品は『アルスラーン戦記II』と『風の大陸』。

2009年02月05日

ラルフ・ジョーンズ (Ralf Jones)

初登場はアクションシューティングゲームの『T・A・N・K』で、主人公として登場する。その後、同じくアクションシューティングゲームの『怒 -IKARI-』シリーズでも主人公として登場、この時は1P専用キャラクターであり、また前作の功績により20代後半という若さで大佐に特進していたことがFC版の宣伝広告からうかがえる(なお同シリーズでの2P専用キャラクターがクラークである)。『KOF MAXIMUM IMPACT(以下『MI』と表記)』では、2P衣装が同シリーズ当時のものとなっている。そして、対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』(以下『'94』と表記)にて、クラーク、そして自分たちの上司ハイデルンの3人で「怒チーム」として登場し、現在に至る。
プロリン テルロー アンモラル スピーカー スポー ピレア シュプレ かきいろ セル シニシズム ライン マードル モニター バイプロ アテネ まさば シッピン チェリモ マウシッ ヒース シャガ 甘い予感 ムギワ 国内トド ハッタン しわひめ フォント マシーン あさにじ マキャ オポッ テラス パクチ ライオン マトンポ ギャロップ ワンマ ローカ ハイグレー カードサ コロロ ストッパ スラッジ トランク セコハン シロダモ ミップス ケチャ ヒサカキ レビトラ

現在では、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズのキャラクターとして認知されることが多い。『KOF』シリーズに登場するキャラクターの中で、主人公として務める作品(シリーズ化している作品も含む)が複数(2作品(2シリーズ)以上)あるのは、このラルフのみで、大抵はその作品のオリジナルキャラクターが主人公を務める。[1]

『KOF』登場以降
『KOF』シリーズでの設定は、ハイデルン[2]の率いる傭兵部隊に所属する傭兵で、階級は怒シリーズの設定を引き継ぎ大佐。中尉(という設定)のクラークとは階級の差はあるが、仲の良い相棒と言った間柄(クラークとの年齢差は5歳)。年齢は39歳(『'94』では38歳)。

ハイデルン流暗殺術を格闘スタイルとするが、ハイデルン本人のような闘い方はせず、ほぼ我流の闘い方をするために、『KOF』シリーズでは、プロフィールには常に「マーシャルアーツ+ハイデルン流暗殺術」となっている(ハイデルン格闘術の指導は、その者の長所を伸ばすというやり方のため、ラルフの戦闘スタイルはハイデルンと似ても似つかない)。

『KOF』以外では、『怒』と同様に銃や手榴弾を使いながら攻略するアクションシューティングゲーム『メタルスラッグ6』にも登場した。また、カプコンの『CAPCOM VS. SNK 2』にも、背景出演としてナイロビステージに登場している。

人物
『KOF』初期は、熱血漢ながらほとんど笑わないキャラクターであった(勝利メッセージでの姿やエンディングでは勇ましい笑顔)。その熱血な性格ゆえか、お節介焼きなところがあり、辛い過去を背負ったレオナやウィップを放っておけず、しょっちゅうちょっかいを出している。しかし、レオナには半ば相手にされず(もっとも、ラルフに元気付けられて笑顔を見せたことはある)、ウィップには自分の付けた「ムチ子」というあまりにも安直なあだ名を使い続けるため、そのたびに訂正を求められている。

なおウィップからは、『KOF2000』の怒チームストーリーおよびエンディングに登場する「遺言」と思わしき映像データで謝意を表明されたが、そこでもやはりムチ子ではなくウィップと呼ぶように付け加えられている(その死を認めたくないラルフは「誰が呼ぶかよ」と拒否)。『KOF2003』(以下『2003』と表記)でウィップが部隊へ復帰してからは、ムチ子と呼ぶと無視されるため、とうとうウィップと呼び直すようになった。
頭に被っているバンダナは赤地に緑の迷彩柄であるが、『KOF'99』(以下『'99』と表記)では赤い無地のバンダナを被っていた。『NBC』の通信基地ステージの背景にもその時の衣装で出ているが、バンダナは迷彩柄になっている。『MI』シリーズでは再び無地である。また『怒』時代はハチマキの様に巻き、『MI』シリーズの2Pモデルでもこのバンダナを含めた服装が再現されている。

このバンダナはただの布きれに見えるが、負けたり地面に倒れたりしたぐらいでは絶対に外れない、相棒のクラークの帽子+サングラスよりもさらに密着度の高いアクセサリーとなっている。しかし時間切れ負けでは自らバンダナを取って悔しがる演出がある。
ラルフ同様、頭の装着物を取る演出は、クラークや、断続的に出演しているビリー・カーンの勝利ポーズやエンディングで確認できるもので、カツラ・スキンヘッド疑惑に決着を見せている。[3]
密林地帯のような危険な場所を仕事場とすることも多い身でありながら、嫌いなものに「ヘビ」を挙げている。これは軍人として致命的とも思われるが、その理由は、彼が昔飼っていた小鳥がヘビに食べられてしまったためであり、怖いというわけではない。

ゲーム上の特徴
飛び道具は持たないが、高い攻撃力と打撃技で押していく戦い方に向いている。特に地上での通常技・強パンチは、立ち状態、しゃがみ状態ともに、威力・判定面で優れており、使い方次第で相手の技を一方的に潰すこともできる。また、シリーズが進むにつれ、ガード不能の打撃技も持つようになっている。

クラークも持つコマンド投げ「スーパーアルゼンチンバックブリーカー」は、クラークの同じ技よりも有効間合いが若干狭いが、乱戦時にはこれを決めることで相手のラッシュを止めることもできる。性能の高い打撃技だけでなく、コマンド投げも使えるラルフは、かなり強力な性能を持ったキャラクターでもあり、接近戦では大きな強さを発揮する。反面、遠距離で飛び道具を連発されると分が悪いため、相手の行動をよく見て動き、接近戦に持ち込む必要がある。

『メタルスラッグ6』では、一度弾を受けても倒れることなく再び起き上がるという、同シリーズにそれまで定着していた「一発でも弾を受けるとアウト」という概念を覆している。また、銃以外の攻撃(ナイフ攻撃やパンチ等)により戦車にダメージを与えることが出来る唯一のキャラでもある。

アーマーラルフ
アーマーラルフ (Armor Ralf) は、『MI2』で登場する、常時スーパーアーマーの別性能キャラクター。スーパーアーマーの代償としてガードができないが、実際戦ってみるとゲームバランスを全く無視した強さであったため、アーケード用の『MI Regulation "A"』では「アーマーラルフ」のみ削除された。

『KOF』シリーズのラルフとはグラフィックが異なり、色黒で短髪、グローブから棘の付いた籠手をはめており、衣装も変更されている。

技の解説
アーマーラルフの各技はすべて、通常のものに「ガチンコ」が頭に付いた技名になっている。

通常技
操作 立ち(近距離) 立ち(遠距離) しゃがみ 垂直ジャンプ 前方ジャンプ 後方ジャンプ
弱パンチ チドニークラッシュ 左ストレート しゃがみパンチ ハリケンボルト 脳天から竹割り
強パンチ チョッピングライト メテオドロップ 双龍破 ナイアガラドロップ ノーザンライトボム
弱キック ひざ蹴り ミドルキック しゃがみ蹴り デビルギロチン ライダーキック
強キック ニールキック パイルバンカー しゃがみ足払い ブルギロチン イナズマ反転キック
攻撃避け かわし
『'94』:避け攻撃
『'95』:カウンター攻撃 ジェットアッパー
ふっ飛ばし ギャラクティカマグナム 『'94』:イナズマ反転キック
『'95』以降:アウトローキック

通常投げ
高角度咽輪(喉輪)落とし
『'94』、『KOF'95』(『'95』と表記)で使用。両手で高々とリフトアップした後、片手で喉元を掴み一気に地面へ叩きつける。元ネタは田上明の必殺技「ノド輪落とし」だが、高角度なだけに技の入り方が違う。「咽輪」は『'94』、「喉輪」は『'95』での技名。
ダイナマイトヘッドバット
『KOF'96』(以下『'96』と表記)以降の強パンチボタン投げ。相手を掴んで頭突きを喰らわせる。
ノーザンライトボム
『'96』以降の強キックボタン投げ。ブレーンバスターの要領で相手を担ぎ上げ、脳天から叩き落とす。北斗晶・佐々木健介夫婦の得意技として知られている。『'99』以降は、通常投げにしては珍しく技名を叫ぶようになった。アッシュ編(『2003』、『XI』)では使用していない。

必殺技
バルカンパンチ
火の粉を散らしながら、片手による超高速のパンチを繰り出し、相手を殴り飛ばす。ヒット効果は燃焼ダウン。『'95』以降は、レバー入力により、前進ができる(『メタルスラッグ6』では後退も可能、『XI』と『MI』シリーズでは移動できない)。『メタルスラッグ6』では戦車も破壊する威力を見せる。ボタン連打で出せる技で、連打を続けることで技を持続させることもできる(制限あり)。なお、『KOF2001』と『MI』シリーズではコマンド系になっている。アーマーラルフでは使用不可。
ガトリングアタック
前進しつつ捻りこむように肘を打ち、さらに振り向きざまの裏拳、最後にアッパーカットと連続して決めていく技。『'94』では技の動作が遅かったが、『'95』でかなり速くなった。また、踏み込む距離は弱よりも強の方が長い。技の気絶値はラルフの中でもかなり高く、飛び込み攻撃からの連続技に組み込むことで、チャン・コーハンのような耐久力の高い相手でなければ、相手を気絶に追い込むことが容易な技でもある。最初の肘打ちが終わるまで足元無敵。
スーパーアルゼンチンバックブリーカー(SAB)
相手を掴んで垂直に放り投げてからで両腕で受け止め、地面に叩き付けるコマンド投げ。技名が長いためか、しばしば「SAB」と略される。アッシュ編の『2003』以降、ガードポイントが付くようになった(『XI』では強のみ)。これもアーマーラルフでは使用不可。
投げっぱなしスーパーアルゼンチンバックブリーカー
『MI2』からの技で、「SAB」の放り投げだけを行う。落ちてくる相手に空中追撃ができる。やはりアーマーラルフでは使用不可。
急降下爆弾パンチ
『'95』にて追加された技。頭突きの構えで高く飛び上がってから、拳を突き出し急降下し、着地で爆発を起こす。その後は反動で後ろに跳ね返って着地する。タメコマンドだが、『'96』からは、不知火舞の「ムササビの舞」のように空中からでも出すことが可能なほか、タメコマンドで出すと、最初の飛び上がり頭突きに攻撃判定がある。
元ネタは『超人バロム1』の「バロム爆弾パンチ」だが、空中でのためポーズなど技の動作自体は『仮面ライダーBLACK』の「ライダーパンチ」のもの。
ラルフキック
『'96』にて追加された技。片手を地面についてしゃがみ込んでから、技名を叫びつつ、錐揉み式のドロップキックを繰り出す。食らった相手は錐揉み回転しながら吹き飛んでダウンする。『'96』 - 『'98』までの基本システムである「クリティカルヒット」が出る数少ない技の1つ。キックボタンのいずれかを、一定時間押しっぱなしにしてタメてから放すと、技の攻撃力が上昇する。攻撃の発生は強威力の方が速く、また、遠くまで飛んでいく。ただし、押しっぱなしにしている間に、相手の攻撃を受けると(ヒット・ガードを問わず)、タメが解除される。また、途中で通常技を出すと、タメが延長される。このような弊害があるため、実践で長くタメるのは困難。
元ネタは『仮面ライダーBLACK RX』の「RXキック」。
低空ラルフキック
『2003』にて追加された、「ラルフキック」の下段バージョン。アーマーラルフでは使用不可。
ラルフタックル
『'99』にて追加された技。身を捻ってから、頭を振りつつ体当たりする。相手の出した飛び道具を打ち消しつつ攻撃ができる、相手の体力を複数回削ることができる点が長所。密着状態で強攻撃をキャンセルして出せば連続ヒットする。ガードされたときの隙は大きい。
ラルフバッファロー
『MI』シリーズにのみ存在するラルフタックルからの追加技。頭を振り上げて相手を放り上げる。
元ネタは『キン肉マン』のバッファローマンの技「ハリケーンミキサー」。
アンブロック
『2003』からの技で、身を捻ってからのアッパー。単発で出すと溜めが長いがガード不可、キャンセルで出すとガードされるが前モーションなしの技にそれぞれ性能が変化する。『MI2』ではアーマーラルフでのみこの技を使える。
元は下記の「バリバリバルカンパンチ」のフィニッシュで、元ネタは『グラップラー刃牙(幼年編)』の花山薫がトミー・カービンに決めたアッパー(最大トーナメント編の愚地克巳戦でも同様のものを繰り出している)。
ガチンコガーディアン・スタイル
アーマーラルフのみの技で、ガードポイントが発生する構えを取る。アーマーラルフはスーパーアーマー性能の代わりにガードができないため、その対処として設定されていると思われる。

超必殺技
バリバリバルカンパンチ
深く身を沈めて構えてから、「ガトリングアタック」の動作で突進し、肘打ち・裏拳から超高速の「バルカンパンチ」に繋ぎ、大きく滑り込みつつアッパーカットで相手を殴り飛ばす。最後のアッパーカットは、技がガードされると必ず空振りし、大きな隙ができる。『'96』で「バルカンパンチ」部分が、『KOF'97』(以下『'97』と表記)でアッパー部分が専用のモーションに変更された(後者が後の「アンブロック」)。『'95』まではタメコマンドで、そのコマンドもやや特殊であった。最初の肘打ちが発動する瞬間まで全身無敵状態。
なお命名はハイデルンによる。
馬乗りバルカンパンチ
『'96』からの技。相手を押し倒してからマウントポジションになって「バルカンパンチ」を叩き込む。なお『'99』のMAX版での台詞は、漫画『Let'sダチ公』から。
ギャラクティカファントム
『'97』にて追加された技。身を捻ってからのガード不能の突進パンチで、溜めモーション中はスーパーアーマーやガードポイントが付くこともある。一部の作では通常の必殺技として出すことが可能。また、『XI』ではスーパーキャンセル(ないしドリームキャンセル)で出すと、「アンブロック」同様に高速化するがガード可能になる。なお、パワーマックス状態でこの技を出し、カウンターヒットで決まると、体力満タンの状態の相手でも即死する。
『メタルスラッグ6』では格闘攻撃の強制出し(立ち状態時)で出すことが可能。通常の格闘攻撃と威力は変わらないものの、キャラクター特性上戦車も破壊できる。
技名は『リングにかけろ』の剣崎順の技が由来(なおふっ飛ばし攻撃などにも『リンかけ』の技と同じ技名がつけられている。こちらを参照)。動作についてはこちらも花山薫(この場合は対刃牙戦で繰り出したもの)が元ネタとなっている。
馬乗りギャラクティカファントム
『2002』・『NEOWAVE』のMAX2(『MI2』でも超必殺技として存在)。「馬乗りバルカンパンチ」同様マウントポジションになり渾身の拳を決める。相手は地面からの反動で天高く吹き飛ぶ。
ライジングギャラクティカ
『MI2』の技。「馬乗りギャラクティカファントム」で吹っ飛んで落ちてきた相手を、アッパーで追撃する。追加入力のタイミングは慣れるまで難しい。

2009年01月21日

新共同訳聖書(しんきょうどうやくせいしょ)

新共同訳聖書(しんきょうどうやくせいしょ)とは、聖書の日本語訳の一つ。1987年に初版が刊行された。正式英語名は The Bible, The New Interconfessional Translation。

20世紀後半以降、近代以降のエキュメニズム(教会一致運動)の流れに沿って、それまで異なる聖書を用いてきたカトリック教会とプロテスタント諸派が世界各国で共同して聖書の翻訳に取り組んだ。日本でもこの流れを受けて超教派のメンバーからなる翻訳委員会が結成され、まず1978年に共同訳聖書(新約のみ)を世に問うた。しかし、共同訳聖書は「イエスス」「パウロス」などの固有名詞の原音表記主義や、翻訳が意訳すぎて従来親しまれた言葉が消えてしまったなどのために評判がよくなく、あまり受け入れられなかったため、新たな共同訳聖書の翻訳が行われた。これが新共同訳聖書である。
まっち棒 きたみ ショートス バルト デンバー トスタチン チップ はじめて ばんか カラー ニュー ラジウム アドミラル プロフィット ネリカ スレッド 恋草子 ラッカー プレミア コリック サーフス ケード アサイン サーチ大潮 リンガ メイリオ オブラー ソクラ コサック からし菜 パラリ ゲバ上位 ヌーデン セルフレジ 草枕 トング 夢の果て ホソル びわ検 ひつじの涙 チャイ ナッツ パー 対策リマ ブラボ タイム ラングーン メキシコ ハクサンイ かいらん

新共同訳聖書は旧約聖書と新約聖書全巻の翻訳であり、教派によって扱いの分かれる書物(第二正典、Deuterocanonical books)も「旧約聖書続編」という名称で収録している。翻訳の底本は旧約聖書(ヘブライ語)がドイツ聖書協会発行のビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア、新約聖書(ギリシア語)が聖書協会世界連盟のギリシア語新約聖書修正第三版(ネストレ・アーラント第26版)、旧約聖書続編が『ギリシア語旧約聖書』(ゲッティンゲン研究所)である。

翻訳委員会のメンバーには現代日本を代表する聖書学者、プロテスタント、カトリック教会の神学者など多くのメンバーが名を連ねた。日本ハリストス正教会からの参加もあったが、教義解釈の違いから最終的なメンバーには名前を残していない。

新共同訳聖書は日本聖書協会から出版されており、旧約・新約全書、旧約聖書のみ、新約聖書のみ、旧約聖書続編付き、引照付き(新約聖書の箇所は旧約聖書のどの箇所から引用されたかなどを脚注で示す)、大文字版、英語版との両語版(TEV/GNTおよびNIV)、韓国語版との両語版など、さまざまな形で出ている。

現代口語による翻訳というだけでなく、多くの教会での典礼や礼拝に用いるための聖書を目指したことから、いろいろな教派の翻訳慣行を取り入れている。その結果、従来の聖書翻訳にはなかった独特な語法もみられるが、現代の日本ではもっともよく読まれ、用いられる聖書となっている。カトリック教会、日本キリスト教団、ルーテル教会諸派、日本聖公会など多くの教派で主要な聖書として用いられ、典礼や礼拝の場で広く使われている。